「石山Gateway Holdings」(7708。JQ。三木隆一社長=下写真。東京都港区)の株価を巡る動きがおかしい。
本紙でも既報のように、10月30日、証券取引等監視委員会が強制調査に乗り出したことで、31日、週明けの11月4日と2日連続のストップ安に。30日終値99円だったところ、11月4日終値は34円まで下げた。ところが翌5日から出来高が著しく増え、6日終値68円まで戻している。
明らかに不自然な動きだ。
さて、本題だ。
石山ゲートなどに証券取引等監視委員会の強制調査が入る直前の10月16日、石山ゲートは同日、佐藤均取締役に対し辞任勧告を決議したとIR。その理由を「役職員行動規範に反する行為があった」などというものだから、この間、逮捕説も出ているほど(11月5日に佐藤氏は辞任したとIR)。
しかし、これは完全な虚偽だ。