アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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土建業界で話題に――「旧三和ファイナンス」創業者が手掛ける高層マンション建設に黄信号

 3・11震災復興とアベノミクスとやらで活況を呈し、現場の職人不足が続くという土建業界――そんななか、一部関係者の間で注目されている高層マンション建設予定地がある。
その施主が何かと話題の人物で、かつ、その提示建設額が相場よりかなり低く、「この好況で人手不足時に、そんな条件で引き受けるところなんかないだろう」と批判の声が出ているという。
 その高層マンション建設予定地とは東京都新宿区西新宿8丁目。税務署通りに面した約1200坪の敷地に地上19階地下1階の大型高層マンションを計画。当初は、今年1月15日に着工し17年3月末竣工予定だった。その施行予定者は「長谷工コーポレーション」。だが、長谷工が下り、その後、施行業者が決まらないため、現在、短期貸し駐車場になっている(冒頭写真)。
その施工主とは「三和不動産」。
同社は中堅の消費者金融「旧三和ファイナンス」の創業者である山田紘一郎氏が設立。同社は取り立ての厳しさで有名だった。
高層マンション建設予定地では、系列の「飛鳥ホテル」(上写真)が営業していたが昨年2月末で閉館、解体された。

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