本紙は過去、4回に渡り「虚偽答弁!? 仲良く『安晋会』代表と問題企業役員に就いていた安倍晋三官房長官」なる連載を行った。
次期総理の可能性が一段と現実味を帯びて来ている安倍晋三官房長官ともあろう者が、詐欺師だとか、新興宗教教祖などと呼ばれていた光永仁美氏(故人)、そして先の耐震偽装事件に関して国会で証人喚問された際、ヒューザー・小嶋進社長が漏らした「安晋会」なる安倍氏の後援会代表に就いていた杉山敏隆氏と共に、「光国際通信」なる株式会社の役員に就任ーーその後、この休眠会社は光永氏と懇意だった大物事件屋・古賀隆助(故人。SSK事件で懲役3年の実刑)が裏で仕切り、東証2部上場の「指月電気製作所」“乗っ取り”の道具になっていた。
というのも、実際には一銭もないのに、このダミー会社=指月プランニング(「光国際通信」から社名変更)には潤沢な資金があると見せかけ、指月電気製作所の当時の社長に取り入ろうとしたのだろう。通帳に30億円とタイプで打って巨額預金があるように偽造したのだった。
その偽造通帳コピーを入手したので、以下に掲げておく。