アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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朝日新聞を提訴していなかった「日本振興銀行」と木村剛会長

月刊経済誌「財界展望」7月1日発売号のコラム、「朝日新聞を訴えていなかった木村剛『日本振興銀行』」に、関係者の間から驚きの声が挙がっている。 それはそうだろう。 朝日新聞は今年元旦(1月1日)の社会面で、冒頭写真(右)の記事を報じた。 元旦の独自記事といえば、大手紙各社とも早くから取材を進め、掲載する調査報道の目玉記事。そして木村剛氏といえば、小泉首相が声高に叫んでいた「改革」をこの間、担って来た竹中平蔵大臣の最有力ブレーンとして銀行の不良債権処理で指揮を執った日銀OB。 その木村氏が実質、創業し、会長を務める「日本振興銀行」(本店・東京都)が、親族会社に1億7000万円の“情実融資”を行っていた疑惑があるとの内容なのだから、確かに目玉記事と言える。 だが、これに対し日本振興銀行はHP上に1月30日、31日と「提訴について」の記事を載せた。誰が見たって、とっくに訴訟になっているいると思っていたはずだ。もちろん、本紙もそうだ。 ところが、いま現在も提訴してなかったというのだから奇々怪々というしかない。 「財界展望」の取材に対し、同行は「提訴の方針に変わりはありません。最終結論を検討しているところです」とのことだが、1月31日のHPには、「弊行取締役会は、朝日新聞朝刊における記事が、誤った内容を叙述しているため、訴訟を提起することを決定いたしました」と記されているのだ。それから半年も経過して、「最終結論を検討している」はないだろう。 これでは、提訴する気はないが、世間向けにはそれではかっこうがつかないので、提訴したように見せかけたと思われても仕方ないだろう。…

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