本紙ですでに何度も追及している先物取引大手「コムテックス」とそのグループ企業の商法ーーそんななか、本紙に情報提供があった。
冒頭に掲げたのは、その情報提供者本人がこの6月5日、経済産業省に出した「上申書」だ。そのなかで、現役社員から入手した営業マニュアルがあり、そのなかで、「海外で(先物商品の価格が)暴騰」、それをいち早く知り得る「大手商社が大量買付け」、「無条件で買い付けている」といった虚偽情報(しかし、海外や大手商社の限られた情報としている故、バレにくいとの判断によるのだろう)を流しているとして、より高いレベルの法整備、それに厳正な処分を求めている。