アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(231)火を吹きそうな、「三井物産」のインドネシア向け架空取引重大疑惑(続)

 7月9日、シンガポールの下級裁判所で出た、「三井物産」のシンガポール子会社「ミツイ・オイル・アジア」元副社長(三井物産から出向。禁固3年。同日、上訴)が、社内や関係者の間で話題になっている。
というのは、本紙はこの連載289(回)で、東証1部、総合商社の雄、「三井物産」(本社・東京都千代田区。飯島彰己社長=冒頭写真)で、今年4月に発覚したインドネシア商社向けの架空売上げで3名の社員が関与したとして、現在、社内で取り調べを受けている件を報じているが、その渦中の判決だっただけに関心を持たれ、「インドネシアの2名のように、シンガポールの件の3名もトカゲのシッポ切りで同じ運命を辿るのではないか(三井物産は9日付で元副社長を懲戒解雇にしている)?」「明日は我が身かも……」といった感想も漏れ伝わって来ている。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧