本紙既報の北朝鮮による中距離弾道ミサイル「ノドン」発射予測に関する情報は、結果的には、1日の差違があったものの、かなり正確だったようだ。
大手マスコミも、発射された計7発(冒頭写真=「毎日」7月4日夕刊・右写真、「日経」5日・同左)のなかにノドンの飛距離をわざと抑えたものがある可能性に触れているが、本紙が追加で中国公安筋から得た情報では、内少なくとも2発がノドンとのことだ。
なお、1日の差違に関しては、今回の発射は米国独立記念日を意識し、米国を挑発する狙いがあったと思われるが、その日は正確には日本時間では4日午後から5日午前に当たる。したがって、北朝鮮は少し早目に発射した(前回06年度は5日にノドン、「テポドン1号」など計7発発射)ことになる。
そして、今回、新たに本紙に届いた3度目の核実験に関する情報とは、その打ちあげ日に関するものだ。