1株60円台前半と、長らく低迷していた「東理ホールディングス」(5856。東証2部)の株価が、2月12日の決算修正と自社株買いの同社IRを機に、本日高値103円と急騰している。
もっとも、同社株の出来高はすでに2月9日から増え、株価も上がり出していたことから、事前に今回のIRの内容が漏れていた可能性も否定できないだろう。
それはさておき、昨年9月末現在の同社筆頭株主は同社社長の福村康廣氏で約29・1%。以下「エス・サイエンス」(5721。東証1部)の14・7%(ただし、エス・サイエンスの筆頭株主は東理で約14・7%)、福村氏の妻の3・64%、福井利彦氏の1・79%と続く。