本紙でも既報の、大阪府門真市の園部一成市長(下写真。76)の公職選挙法違反問題だが、昨日、同市の葬儀会社社長・竹内靖人氏(62)が園部市長、問題の宴席の差額1人当たり約5000円、総額計約150万円を補填した自民党門真支部の代表、それに園部市長が代表を務め、宴会参加者が支払った1人当たり3000円、計約62万円について領収証を出したものの収支報告書にそれを記載してなかった自民党大阪府門真市第一支部会計責任者の3人を、公選法違反容疑で大阪地検に告発した。(冒頭写真=「毎日」2月26日記事)
「竹内さんは門真市の市民オンブズマン的存在の方。園部市長に対し厳しい見方をしており、別件で園部市長に対し住民訴訟を起して係争中。また、別件で先に告発もしたものの、こちらは不受理が決定しています」(地元事情通)
そんななか浮上した今回の疑惑。
「しかも、今回の疑惑についてマスコミに問われた園部市長は、カッとなったためか、“悪いと分かっていたらやっていない。処罰されるなら責任を取る”と辞職の可能性を口にしたので、ならば本当に辞めてもらいましょうと告発となった」(竹内氏関係者)
ところで、大手マスコミの報道ではなぜか触れていないが、実に興味深い事実がある。
今回、園部市長と一緒に告発された自民党門真支部の代表は高橋潤氏といい、「光亜興産」(門真市)という不動産関連会社の代表という事実だ。