アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(465)「雪国まいたけ」創業者の触れられたくない過去

 現在、米投資ファンド「ベインキャピタル」がTOBを実施中の「雪国まいたけ」(1378。東証2部。新潟県南魚沼市)。
マイタケでシェア過半数。94年3月に上場し、地元の雇用・経済に貢献し、いろいろ話題を提供してくれた企業であり、創業者で社長・大株主だった大平喜信氏(冒頭写真)の功績が大きいことは誰もが認めるところだろう。しかし、13年に過去の不適切な会計処理が発覚して経営から退くことを余儀なくされただけでなく、今回、大株主(大平一族関連で約64%)の地位も失うことになったのはご存知の通り。
第四銀行など複数の取引銀行は創業者一族関連の同社株を担保に融資していたが、株価下落で担保不足になるなか、担保権を行使してTOBに応じることになった次第。
で、その株価だが、実は少なくとも10年少し前まで、同社はある投資顧問会社に頼み、無理やり高値に持って行っていた疑惑があることは知られていない。

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