アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<報告>対「週刊報道サイト」記事削除仮処分――組長分併せ終了。すでに大半の記事を自ら削除

報告が遅くなったが、「山岡は組事務所で山口組組長から50万円もらっている」などと虚偽の誹謗中傷記事を多々報じられたことから、本紙・山岡が「週刊報道サイト」並びに発行人の佐藤昇氏(=下右写真)に記事削除などの仮処分申し立てをした件だが、「週刊報道サイト」側のために「確かに50万円渡した」旨の陳述書を提出して協力した中野組長(下左写真の左人物)の3月5日の参考人聴取を経てすでに審尋終了している。 一方、そんなデタラメ陳述をしながら、逆に本紙の仮処分審尋報告記事につき削除の仮処分申立して来た中野組長との仮処分も3月26日で審尋終了している。  対「週刊報道サイト」分は明日決定が出てもおかしくない。一方、中野組長分は決定まで2週間ほど要するそうだ。 決定を下すのはあくまで裁判官ながら、本紙はすべてこちら側の主張は認められると思っている。 なぜなら、本紙側が記事削除を要求したのは全部で7つだが、週刊報道サイトは裁判所の決定を待つことなくすでに内、実に5つを全面削除、1つも部分削除している(冒頭写真)。 未だ同HPに見出しを残し、その見出しをクリックしなければ記事削除の事実がわからない姑息な消し方をしているが、裁判官にこれらは余りにひど過ぎる(いっさい反論証拠を提出できなかったため)旨いわれ、自ら取り下げた結果だ。  暴力団組長とはいえ、「組事務所で50万円渡した」とする陳述書という証拠を提出できたこの記事だけ裁判所の決定を待つことになったが、中野組長は前述の参考人聴取で、週刊報道サイトも、中野組長も存在しないと主張していた、山岡が取材した「西田」(横写真の右人物。下左女性が亡くなった田中さん)なる者の存在を認めたのみならず、「西田も一緒に取材を受けた」 と認める有様。また、その取材場所が組事務所ではなく、西田氏がオーナーの「ウエスフィールド」という会社だったことも認めている。おまけに、裁判官に問われ中野組長は初めてどこで山岡にカネを渡したか明らかにしたが、組事務所といっていたのが、いまごろになって帰りのエレベータ内(繰り返すが、それもウエストの入居ビルの)と話す有様。 一方、自分が押尾事件で亡くなった田中香織さんの婚約者(山岡は西田氏がそうということで西田氏を取材)などとして逆に仮処分申立した中野組長だが、新たに提出された同組長の陳述書によれば、西田氏の身代わりで長期服役を2度していたのみならず、西田氏の妻と自分は騙されて結婚させられていた旨、同じく支離滅裂かつ審尋と何の関係もない主張をする始末。 裁判官が普通の常識で持って判断すれば、結果は明らかだろう。 ともかく、決定が出次第報告する。…

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