アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(497)「工藤会」に対する「頂上作戦」で怯えるゼネコン

昨年9月に始まった福岡県警のメンツをかけた「工藤会」(本部・北九州市)に対する「頂上作戦」は着々と成果を上げている。
工藤会トップの野村悟総裁らをまず約16年前の射殺事件で逮捕。その後、看護師襲撃事件、歯科医襲撃事件でも逮捕し、いずれも起訴した。(冒頭写真=工藤会幹部らの逮捕で記者会見する福岡県警・吉田尚正本部長)
この3件の事件、被害者は親族で、最初の逮捕容疑被害者は地元の元漁業組合長だったことから、当局は地元の港湾利権を巡るトラブルが背景にあったと見ている。
そんななか、まだ逮捕するまでに到っていないが、07年以降に相次いだ「西部ガス」(福岡市)本社ビルや専務宅への発砲、「九州電力」(福岡市)会長宅へ爆発物が投げ込まれるなどの事件も関連して来るある利権で、自社名が出ることを怯えているゼネコンがあるという。

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