アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>着々と武器輸出、海外派兵の地ならしを進める「死の商人」たち――第2回「ポスト秋山=防衛利権フィクサーの背後に三菱重工業」

 この連載第1回目は、秋山直紀被告(脱税容疑で逮捕、公判中)の次なる防衛利権フィクサーとして、「佐田正樹」なる朝日新聞政治部OBが、「Channel J」(東京都港区)なるインターネットTV配信会社を拠点に暗躍し出していることを報告した。
このChannel Jの本社は、三菱自動車系列会社の所有ビルに入居。また、同社役員には「三菱商事」元副社長が就いている。それから同社HPを開くと「三菱重工業」と共に三菱商事のバナー広告が目に入るなど、三菱重工業を中心とする三菱グループ会社との関係が散見される。
だが、佐田氏と三菱重工業との関係はこの程度のものではない。三菱重工の佃和夫会長(上写真)と直に繋がっているようなのだ。
実はこの連載第1回目で取り上げた、佐田氏が実質、仕切った今年5月のシンポジウム「米国オバマ政権と日本の安全保障政策」には佃会長の側近が登場し、この8月、「戦争を2度としてはならない」という決意を新たに強くしている者にとっては、信じがたい発言をしていたのだ。

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