アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<記事紹介>「検察をまんまと騙して国外逃亡。疑惑の男の手品のタネ」

 パスポートを取り上げていたにも拘わらず、奇策により、まんまと海外逃亡してしまった公認会計士・中澤秀夫容疑者(51。脱税容疑)のことを報じたこの記事(本紙でも一部取り上げている)、すでに1週前号のものだが、あえて取り上げたのには理由がある。
同記事によれば、中澤容疑者は、この奇策により、当初、米国に渡るつもりだったという。ところが、ある理由から(その理由は同記事に出ている)入国できない可能性が高かったことから、久間章生元防衛相に相談。久間氏は、米国のことなら何でも詳しい「秋山君」にということで、今度は、あの防衛省利権疑惑で“コンビ”として糾弾された秋山直紀氏が登場したというのだ。
そして、中澤氏と久間氏の仲介を行ったのは、あの大証2部上場の建設会社「東邦グローバルアソシエイツ」(東京都港区)のかつて仕手戦を手がけた有名仕手筋オーナーの代行ともいわれるS女史なのだという。
もっとも、「何とも豪華なメンバーで、面白いが、眉唾の話では」(事情通)なんて声も出ていた。ところが、ある事実から、この話、失礼ながら本当だと思われたからだ。

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