アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

「日本精密」の第3者割当増資に怪しげな引受先も

ジャスダック上場の「日本精密」(本社・埼玉県川口市)は時計バンドでは国内トップシェアを誇る。その他、眼鏡フレーム、釣り具部品などを生産しているが、価格の安い中国産に押されて近年、苦戦している。ベトナムに生産拠点を移して対抗しているものの、それも限界で、すでに債務超過に陥っている。 こうしたなか、創業者は今年3月末、健康上の理由で所有株(28・4%)の大半(26・7%)を売却して平取締となり、代わって筆頭株主になったのが篠邊貞道氏。 その篠邊氏は材料試験機、動力試験機の専門メーカー、東証2部「東京衡機製造所」(神奈川県相模原市)の筆頭株主(17・8%)でもある。 この篠邊氏は栃木県に本社を置く実績ある製造会社の代表だ。 だが、借入金を返済すべく、多くはこの篠邊氏の人脈で持って、総額7億5396万円の第3者割当を行う(本日が払込日)相手先には、正体不明の人脈も登場する。 例えば、「ベンチャー・プロジェクト」。 同社は昨年2月に実施された東証2部「ゼクー」の第3者割当増資先にも登場。他の引き受け手として、バブル時代、“マムシのアイチ”で恐れられた街金最大手「アイチ」(倒産)を率いていた森下安道氏の親族、佐川急便事件でその名が出た松澤泰生氏、新興仕手筋とも言われる福村康廣氏の番頭などの名もあった。ほどなく、このゼクーが破産、上場廃止になったのはご存じの通り。 他にも今回の日本精密の割当先には正体不明の投資組合が複数名を連ね、兜町では「中江滋樹氏の残党が関係している」とも。 さらには福岡県に本部を置く山口組系暴力団幹部の関係者の名前も登場している。…

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧