アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

上場間違いなしと、暴力団系企業の未公開株まで販売

「ワールドインベストメント」(東京都中央区)といえば、今年2月、アース製薬などの未公開株を証券業の登録無しで販売したとして、証券取引法違反容疑で愛知県警に家宅捜査を受けた会社。 近く関係者の逮捕もあるとして、大手社会部記者も注目している会社だが、同社が上場を謳って販売していた未公開株のなかには、暴力団と関係の深い会社まで含まれていたことが関係者の証言で明らかになった。 その会社は現在は大阪市中央区に本社を置くコンサルタント業を行うC社。 「当初は東京都千代田区に本社を置いていた。そして上場を目指していた。ところが、いろいろトラブルがあり、東京では悪名が知られ、このままでは上場を謳って販売できなくなった。そこで本社を大阪に移した」(関係者) 今年2月、元大証2部のベンチャー企業『日本エルエスアイカード』の前社長・笹尾明孝被告が特別背任罪で逮捕された。実は同社が昨年4月に発行した転換社債8億円のうち4億4900万円が同社に貸し付けられ、返済されていなかったのだ。 当局は笹尾被告は当初からC社などに資金を流す目的で転換社債を発行、そしてC社は広域暴力団・山口組と関係の深い会社と認定している。  ところが、こんな企業を、ワールドインベストメントは大阪に本店を移した(昨年10月)後、せっせと上場できると販売していた。同社が発行したそのパンフレット(左)には、販売価格は50万円、2007年にマザーズに上場予定で、初値は倍の100万円は行くだろうと謳っていた。 「もちろん、上場するなどさらさら思っていない。ワールドと一緒に家宅捜査された『ワールドネットインベストメント』(名古屋市。社長は元ワールドインベストメント社員)、それからこの6月に広島県警に詐欺容疑等で社長等8名が逮捕された『サンラックインベストメント』(東京都中央区)も、未公開株の仕入れ先は暴力団そのもの。彼らの資金源になっていた」(前出・事情通) とはいえ、暴力団の深く関わる上場の可能性のまったくない企業株まで売り出していたとは、さすがに呆れ果てるしかない。 (冒頭写真はワールド社の入るビル)…

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧