アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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青森県で住民とトラブルの産廃最終処分場建設認可に前知事・大島前農相の関与説が

青森県三戸町で約二年前から埋め立てが行われている産業廃棄物最終処分場を巡り、地元住民から大きな不満の声が挙がっている。 この処分場は、群馬県草津町(92年)、福島県小野町(96年)でも最終処分場を運営するなど、近年、急速に事業を拡大し、現在、ごみ処分企業としては全国でトップ5にも入るといわれる「ウィズウェイストジャパン」(本社・埼玉県さいたま市)が施工・運営している。 今回、地元民から不満の声が大きくなっている背景には、(1)地元の「山一クリーン」でまず許可を取り、その後、同社が吸収合併している、(2)アスベスト処理もするとの事前通知がなかった、(3)地元への保証金支払いが一部未払いになっている、(4)処分場の汚水が漏れ出している可能性がある、(5)地元マスコミに訴えても、裏で手が回っているのか、住民の声がまったく取り上げてもらえない、といったことがあるようだ。 「この認可は、セクハラ疑惑(知事側が名誉毀損で告訴するも敗訴)で辞職(2003年5月)した木村守男知事時代に行われたが、現・三村申吾知事(代議士から転身)は前知事の県政を踏襲しており、住民の不満には黙りを決め込んでいる。 認可が決まった背景には、当時の木村知事、それに八戸市出身の大島理森前農相も深く関与している。父親は県議会議長まで務め、叔父は元代議士の大島さんは県内ではダントツの政治力を持っているからね。今後、この点を徹底して追及していく」(事情通) (冒頭写真は三戸町の最終処分場全景)…

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