アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「半永久の蓄電池開発」詐欺容疑者の余罪

「半永久的に使える蓄電池を開発した」、「世界を征服する。すでに製作態勢に入っている。ソニーを超える!」などと虚偽の事実を告げ、電池の販売代理店契約名目で、沖縄県の無職男性(75)から現金3000万円を騙し取ったとして、警視庁捜査2課に男5人が詐欺容疑で逮捕されたのは6月24日のことだった。
その時の報道によれば、上坂潔容疑者(71)は「実際は中国から輸入したリチウム電池だった」と容疑を認め、他の4人は否認しているという。
とはいえ、半永久的電池など、少なくとも現代科学技術レベルではあり得ない話だが、彼らは同様の文句を、ホテルの会議室などで説明会を開き、開発したとする蓄電池を見せて繰り返し、08年から09年にかけ、全国のおよそ1000人から、計約5億8000万円を詐取しているとみられるという。
今回、お伝えするのは、一緒に逮捕された難波敏文容疑者(59)の余罪。実は難波容疑者、太陽光パネルの輸入、販売、ソーラ設置などの会社役員をしており、そちらでも詐欺をしていたようなのだ。

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