アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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上西小百合代議士が“フォト自叙伝”で語る「ホワイトデー温泉旅行」疑惑の真相

 上西小百合氏(31)といえば、「浪速のエリカ様」との愛称を持つ現役の衆議院議員(2期。比例近畿ブロック。無所属)。
彼女、体調不良を理由に、15年度予算案決議もあった今年3月13日の衆議院本会議を欠席したが、前夜に夜遅くまで赤枝恒雄代議士(自民党)と食事をしたり、13日当日に議員宿舎で静養することもなく地元・大阪に移動するなど「不可解な行動」をした結果、4月4日、「維新の党」を除名になった。
そんな事態になったのは、13日当日に出された「急性ウィルス性腸炎で2、3日の安静を要する」との医者の診断書は“偽装”で、実は14日のホワイトデーに合わせ彼氏(I公設秘書)と京都の高級温泉旅館での1泊旅行を予定していた疑惑があると『週刊文春』(下写真=4月2日発売号)が火をつけ、TVのワイドショーなどが追随して面白おかしく騒ぎ立てたことが契機になっている。
 もっとも、「維新の党」の除名処分理由のなかにこの「温泉旅行」は含まれていないことからも、これは“誤報”だったと思われる。
だが、『週刊文春』を筆頭に謝罪したところはほぼ皆無で、未だ「温泉旅行」で除名になったと思っている読者が大半だろう。
というわけで、上西代議士、今後の議員としての生き残りのためにも自己宣伝と共に騒動の真相も分かってもらうべく、この度、『小百合』という、現役国会議員としては初の“フォト自叙伝”を出した(冒頭写真。8月21日から全国発売)という。
では、騒動の真相とはいかなるものなのか?
興味のある方は詳細は同書を見てもらうとして、彼女の言い分は、
12日に議員宿舎近くの病院で診療(診断書もらう)→処方薬を飲んだら体調が良くなったので安易に自己判断し、赤枝代議士と会う→その結果、12日から13日の夜中に体調著しく悪化で、「普段、生活している大阪の自宅で療養したい」と、13日当日、秘書に欠席届けと共に診断書を添えて提出させて自身は大阪へ→13、14日自宅療養→15日、体調が回復したのでI秘書の運転で京都に向かい、府内の町長や町議、支援者の人と懇親会兼意見交換会を行う。

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