アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

ソニー生命営業マン、今度は架空ファンド詐欺か

本紙は以前、いち早くソニー生命営業マンが一般顧客を騙して必要もない高額生命保険に加入させていた疑惑を報じている。 その後、この件での民事訴訟に対し、東京地裁は顧客側勝訴の判決を下している。 この取材を通じて感じたのは、ソニー生命は、「ソニー」という有力ブランドを使って商売しているにも拘わらず、社長以下多くの幹部は親会社・ソニーからの天下りで、ソニーブランド力に胡坐をかき、事務職の自分たちは高額報酬を取り、その一方で、営業マンに対しては徹底したノルマ主義を導入し、他の生保営業マンに比べても悲惨な待遇に置かれている実態だった。 そのため、まともな営業では実績を挙げられず、顧客とのトラブルは他社に比べて件数、悪質なケースとも多いと思われるが、それを裏づける疑惑がまた持ち上がっている。 福岡支社の50代営業マン2名が、「ロック・ユー」(香港)という投資会社代表と組み、ソニー生命の顧客にファンドへの投資を勧め、生命保険を解約させたり、保険契約書の貸付制度を利用させて一人当たり50万円から1億円まで、計3億円(約40名)を集め、そのほとんどを焦げ付かせていた模様なのだ。 この疑惑はすでにこの6月9日の主要紙に出ているが、西部版に限定されているため、本紙は知らなかった。だが、元ソニー営業マンから情報提供があり知った。 その情報提供者はこう訴える。 「ソニー生命の毎年の自殺者の人数、知っていますか。ほとんどの理由が生活困窮によるものです。徹底して問題視してください。こんなに社内では離婚、自殺、詐欺が横行しているのに、なぜ世の中は騒がないのでしょうか?」 今回の件も、本体の保険勧誘だけでは生活ができないため、詐欺行為に及んでしまったはずで、決して一部不良社員の犯行ではないはずという。 新聞各紙の見出しは「元社員」となっている。だが、今年3月に社内調査で表面化し、その後、2人を懲戒解雇し、福岡県警に告発したというのだから(県警は受理し、詐欺容疑で捜査中)、犯行時はまさに現役。顧客は「ソニー生命の名刺を見せられ、信用した」ともいっているのだから、ソニー生命の責任は免れようがない。  しかも、この疑惑、ファンドは年利20%を約束していたそうだが、そもそも架空ファンドで、ファンドの失敗でならまだしも、ファンドブームに便乗したまったくの詐欺話という悪質さのようなのだ。   さらに、その一方で、最近、問題化している未公開株を「上場間違いなし」といって勧め、大塚製薬株を買わせたケースもあったという。    まさに金儲けのため、何でもありだったようだ。   なお、この2名の元社員の内、1名は死亡しているとのこと。これは犯行を悔やんでの自殺なのだろうか。…

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