九州では指定暴力団「道仁会」が現在、内部抗争になっており、市民は恐怖におののいている。
5月10日、道仁会のトップが交代、幹部も大きく入れ替わったが、これに反発した傘下最大の「村上一家」が反発し、離脱を表明。以来、福岡県や佐賀県で発砲事件が起き、組員からは重傷者も出ている。
道仁会(本部・福岡県久留米市)は九州最大の暴力団で、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県などに約50団体、構成員は約1000名と見られる。
本紙が入手したのは、反発した村上一家(本部・福岡県久留米市)等が「九州誠道会」なる新組織を立ち上げるとして関係者にファックスした挨拶文。日付は6月11日となっている。