アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

 竹下亘、青木幹雄両議員の地元で、別の談合疑惑を糾弾する文書登場

  本紙は今年に入り、島根県松江市が発注、竹中土木が受注した地元のダイオキシン類無害化工事を巡る談合などの疑惑を何度も報じている。  この疑惑に、地元選出の竹下亘代議士、青木幹雄参議院議員の関与も取り立たされているからだが、そうしたなか、本紙に今度は両議員のまさに地元のなかの地元である出雲市発注の「統合型地理情報システム整備業務」に関する疑惑を告発する文書が送られて来た(以下、全文転載)。  出雲市は、昨年3月の合併に伴い旧市町が過去に整備していたバラバラの地図の統一を図ってコンピュータで共同利用するため、この4月にこの仕事を公募した。だが、市側の意思が働きやすい提案協議方式という随意契約で、当初から中央の大手1社と、竹下・青木両氏とも親しい地元の2業者が高値で受注できるように応募資格を定めているというのだ。なお、竹下氏は出雲市、青木市も合併で出雲市に入った旧大社町に地元住所を置いている。  さて、文書はA4版4枚からなり、受注のカラクリ、還流の仕組みなど詳細に書かれている。かなりの関係先にバラ蒔かれている模様だ。   もっとも、文書中に受注されるはずの具体的企業名の記述はない。また、4月7日に応募は締め切られて契約されているはずだが、出雲市のHPを閲覧しても載っていない。そこで市側に問い合わせたのだが、議会で承認が下りた後でないと受注額も業者名も公表できないという。しかも、「お宅は誰ですか?」、「理由は?」と何度も尋ねられ、各部署をたらい回しされた挙げ句にこの結論だ。  それはともかく、この契約を取った中央の業者は航空測量大手、東証2部の「アジア航測」(東京都新宿区)。地元のI社とO社とのJVで、受注額は3億3663万円。   I、O社は地元大手で、自民党=竹下・青木両議員支持派として知られる。O社は竹下代議士への献金が政治資金収支報告書からもハッキリと裏づけられる。  ちなみに、I社率いるグループのI工業は松江市内の民間工事で、特定建設業の許可がない元請け業者から、法律で定める金額以上の工事を請負ったとして、03年5月、中国地方整備局から指名停止1カ月の処分を受けている。そしてO社は、県発注の砂防工事で、安全基準を下回った工事をしたとして02年12月、島根県から指名停止1カ月の処分を受けている。  出雲市議会は明日から開催される。  告発文書は極めて具体的で、信ぴょう性が高いとの判断から本紙は全文を転載したが、?文書は匿名である、?何らかの証拠資料がない、ということで、「談合の可能性はあり得る」としながらも、野党からの質問予定はなく、すんなり承認されてしまいそうだ。 (冒頭写真は出雲大社)…

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