アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

道警が、裏金問題報道を逆恨みし、北海道新聞社長逮捕を臭わせ恫喝!?

北海道新聞(菊池育夫社長)といえば、警察の裏金問題で、03年11月以降、「道警裏金問題取材班」を作り、全国に先駆け、かつ精力的に報道、「警察の不正経理摘発を全国に波及させた」と高く評価され、04年度の新聞協会賞を始め、数多くの賞を受賞した。 だが、このことは道警の深い恨みを買ってしまったようだ。 今年11月に入り、道警は北海道新聞の一連の報道のなかに「ねつ造された記事がある」と指摘。それに対し、なぜか、北海道新聞側がそれを受けて内部調査を開始。この12月上旬を目処に調査結果をまとめるとしている。 同じく、11月に入り、北海道新聞は、元東京支社営業部長が広告経費を私的に流用して約500万円を着服していた問題で、社長始め5役員を減給処分にしたと発表した。常務以上の役員全員が減給という異例の処分になったのは、会社側が元部長の流用を把握していながら処分を見送り、依願退職させていたためと見られる。 この2つの出来事、一見まったく別問題のようだが、実はその裏にはとんでもない道警側の動きあってのことのようだ。関係者が告白する。 「逆恨みした道警は、この元東京支社営業部長の問題で、見過ごしたのは、特別背任に当たるとして社長を逮捕すると恫喝。これにビビッて北海道新聞役員側は裏金問題記事捏造問題で内部調査を始めた。すでに捏造があったとの結論を出す方向で決まっており、一連の受賞も返還する方向のようですよ」 いくら何でもと思うが、万一、これが事実なら、道警はむろん問題外だが、北海道新聞首脳も首脳。 いずれにしろ、内部調査結果の内容が注目される。…

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