アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<記事紹介>連載「現代金融詐欺の正体」(『別冊BUBKA』)

本紙・山岡は、ポスト闇金として出現している、一銭も融資することなく、多重債務者から金銭を騙し取る、闇金以上に証拠を残さず、悪質ともいえる“金融詐欺”の実態につき、現在、月刊の『別冊BUBKA』(コアマガジン)で連載させてもらっている(4頁)。 すでに4回原稿を書いているが、12月16日の発売号では、「コミュニティコーポレーション」という金融詐欺会社の事例を取上げている(この10月半ばに消滅)。 この株式会社、主にインターネットで借金の一本化(複数のすでに借り入れているサラ金総額以上の融資を謳っている。本当に実現したら、借り手の月の返済負担は軽くなる。しかも、同社は年利1・7%とあり得ない超低金利を掲げている)を勧め、しかし、連絡を取ると、「あなたの状況では無理。ただし、返済実績を作れば大丈夫」等と虚偽の事実を告げ、まだ借りられるサラ金や信販会社のキャッシュ枠を借りさせ、その現金を言葉巧みに郵便等で私設私書箱等に送らせ、突如、HPを閉じて逃げるのが常套手段。 だが、こうした詐欺会社が存在できるのは、実はその正体を知りながら、このコミュニティ社のような会社のHPを作成、さらにメールよる宣伝を請け負うインターネット技術プロ集団の存在あってのことなのだ。 もちろん、たいていのネット会社は協力しても、それは、相手が本当に詐欺会社だとは確信していないからだ。 ところが、確信犯で協力。しかも、コミュニティ社と同様の何十社という詐欺会社の業務を並行して代行。それだけでなく、この手の詐欺会社は警察の摘発逃れのため、数ヶ月毎にHPを閉鎖し、社名を代え、また新たなHPを立ち上げて同じことを繰り返すが、そちらの業務も継続して引き受けている。そんなプロ集団が西新宿に存在し、この数年で業績をぐんぐん伸ばしている。 もちろん、表向きは両者は無関係を装っており、両者の一体ぶりを示す証拠は乏しい。だが、今後はそこにもメスを入れたいと思っている。是非、情報提供をお願いしたい。…

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