アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

年収2000万円!? ライブドアに天下る、元警察庁キャリアの厚顔無恥ぶり

警察庁キャリアから、“日本版CIA”ともいわれる内閣情報調査室室長に転じ、その後、NEC(専務待遇など)に天下っていた大森義夫氏(66)が、今度はライブドアの監査役に就任予定とは、すでに大手マスコミで報道の通り。  内調といえば、本来は国益に関する国内外の情報収集を行うのが仕事。だが、大森氏といえば、仕えた当時の橋本(龍太郎)総理の中国人女性との疑惑記事潰し、反基地の立場を取る当時の沖縄県知事のスキャンダル情報を流すなど暗躍したともいわれ、本誌・山岡も冒頭写真のような問題提起記事(『噂の真相』96年12月号)を書いたことがある。  大森氏の室長時代の“業績”の一つは、全国紙やテレビ局はすでに記者クラブを通じて“掌握”しているとして、部下に、出版社系の週刊誌編集長や有力記者に接触・接待させ、事前にゲラを入手させたり、記事潰しを行ったことだろう。  それはともかく、ライブドアの監査役就任は6月14日午後2時、幕張メッセ国際展示場で開催される株主総会で承認され、正式決定するのだが、その「通知」を見て驚いた。  第4号議案として、「監査役の報酬額改定の件」との記述があり、 これまで監査役の報酬額は2000万円以内に納めるとしていたが、港監査法人に変わる監査法人の選定が未定のため、監査役の負担が増えることが予測されるとして、総額5000万円以内に改訂する承認を得るというのだ。  監査役には3名(後は公認会計士2名)就任予定だが、その肩書きの重さ等を勘案すれば、大森氏の報酬は2000万円近くになっておかしくはないだろう。だが、大森氏に監査の知識があるわけがなく、早い話、お飾りに過ぎないのではないか。  法を正すべき警察庁キャリアだった人物が、トップが逮捕された企業、それもいまや上場取り消しとなり、できるだけ安い経費で済ませたいはずの企業に天下り、高額の報酬を得る。株が紙くずになった投資家でなくても、「ふざけるな!」の声が上がって当然ではないだろうか。  思えば、マザーズ上場第一号企業の旧リキッドオーディオ・ジャパンの社長が逮捕された直後、また利益供与疑惑に揺れた味の素など、疑惑や事件後、警察OBが企業に天下るのはよくある話。だが、冷静に考えれば、当局の手入れがあった直後、再度、問題が起きるものか。企業側の本音は、お呼びでないはずだ。…

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