アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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ラオックスの“急転直下”決算発表は、意図的ではなかったのか

秋葉原発祥の老舗家電量販の「ラオックス」(東証2部)は首都圏と東北で店舗展開しているが、秋葉原での競合店の増加、郊外店における価格競争の激化などで赤字店が多く出て業績が悪化、2004年11月には投資ファンド傘下入りしている。  筆頭株主(約23%)の「オックスフォード」(有)は、投資ファンド「MKSパートナーズ」の100%子会社。  そのラオックスは5月26日(金)、2006年3月期の業績予定を下方修正すると発表。経常利益は約41%減り(ただし黒字)、年間配当を無配とするとしたことから、週明け29日(月)は売りが続出、売買高は一気に前日(26日)の15倍近くにもなった。  ところが、 同社はそのわずか2営業日後(5月30日)、06年3月期の決算短信を公表すると共に、次期07年3月期の見通しを発表。次期は純利益も黒字になるとし、5円復配を予定しているとした。そのため、翌31日(水)には今度は買いが殺到。この日の高値は425円で、東証2部値上がり率ランキングの2位と人気化した。  5月29日の安値は351円。わずか3営業日の間に74円もの価格差が生じた。  確かに、発表内容自体はその通りだろう。  だが、業績を下降修正し、無配とすれば株価が下がるし、一転、次期について明るい見通し、復配をいえば株価が上がるのはわかり切ったこと。  ならば、わずか数日の差なのだから、一括し、「今期は配当無しだが、次期は復配する」と発表すべきではなかったのか。そもそも、悪い材料があっても、その先にいい材料があれば、同時発表するのが常識では。それなのに、株価がV字になることがわかりながら、なぜ別々に発表したのか。投資家の一部では、不可解との見方が出ている。 (冒頭写真は投資ファンド出身の松木伸男ラオックス会長)…

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