今回の過熱気味といってもいい酒井・押尾両事件の報道を巡って、思わぬ余波が起き、今後の報道の上でひじょうに危惧する声も出ている事実がある。
これまで取れていた「戸籍」が、取れなくなったとされる件だ。
もちろん、当事者が必要に迫られて取るのは何ら問題ない。それは権利だから、当然のことだ。
今回、取れなくなったのは、マスコミが裏づけを取るために、弁護士などを介して取る分。有り体にいえば、本来、取る資格はないのだが、いろんな名目を付けて申請していた分のことについてだ。
「(今年)8月前後から、いつも頼んでいる業者から、取れないとの返事が来出し、それが今回の事件で決定的になったんです」(某マスコミ関係者)
(冒頭写真=戸籍謄本。イメージです)