アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

ライバル企業顧客情報流出の背後に、日本オラクルの陰

日本オラクルといえば、米国オラクル日本法人ながら東証一部に上場している、世界的なコンピュータソフト企業。だが、企業の経営資源を統合的に管理するERP製品分野では、ドイツのSAPが世界最大シェアを誇っており、オラクルは2番手に甘んじている。 今年9月に入り、日本オラクルがこのSAPの「R/3」という商品を狙い撃ち、R/3からオラクル製品に乗り換えたら、料金支払い時期を猶予したり、ファイナンス制度を設けるとするキャンペーン開始を宣言したのも、それだけSAPが強敵であることを証明している。 こうしたなか、本紙は重大な事実を掴んだ。 このSAPの顧客名簿等、営業に関する重大な情報が多量に外部流出しているようなのだ。 流出しているのはこのR/3等同社ソフトを使用している日本国内企業の顧客名簿(担当者・住所・連絡先等)に止まらない。SAPがいつ、どういう製品を売り、どれだけのユーザーが利用し、どのようにカスタマイズをしたか、さらにはこれから販売しようとしているリストまでも含まれているようなのだ。 さる事情通はこう解説する。 「日本オラクルはSAPのこれら情報を入手するため、SAPの者をスカウトした。だが、こうした事実がSAP側に知られ、SAP本社も巻き込んで大問題になった。刑事告訴寸前だった。03年半ばのことですよ。ところが、なぜか直前になってSAPは告訴を見送ったんです」 いったい、両社の間でどんな話し合いが持たれたのか。 そして、まさにその時期に当たる03年7月、日本オラクルの次期社長の声もあった、山元賢治取締役専務執行役員等が突然、退社しているのも気になる事実である。…

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