アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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押尾事件のとばっちりを密かに恐れる「角川春樹事務所」

 押尾事件の“第2幕”といってもいいであろう、保護責任者遺棄罪の捜査は、いつの間にか無理との観測が拡がっている。
当初は、MDMA使用による麻薬取締法違反の押尾学被告の初公判前までには何らかの動きがあるといわれていたが、何もないままその10月23日を迎え、押尾被告は容疑を認め、検察側は懲役1年半を求刑したのはご存知の通り。(冒頭左写真=「毎日」10月24日記事。同右=角川春樹氏)
さて、その押尾事件と「角川春樹事務所」との接点、意外に知られていないようだ。
押尾事件では、ジャスダック上場のパチンコ・パチスロ機販売大手「フィールズ」(東京都渋谷区)の山本英俊会長が押尾被告のタニマチということで注目を浴びただけでなく、保護責任者遺棄罪の捜査では事情を知り得る立場にいるとして当局が山本会長を事情聴取するとの観測も盛んに流れた。
一方、押尾被告は今回の事件前まで東証1部「エイベックス・グループ・ホールディングス」(東京都港区)傘下所属で、保護責任者遺棄罪の捜査では、現場に居合わせたエイベックス社員も逮捕されるとの観測も出ていた。
そして、角川春樹事務所は、このフィールズ、エイベックス共に極めて親しい関係にあるからだ。

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