アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

あのファンド詐欺疑惑の「JPB」と磯辺裕樹元代表が破産にーーその背景と思惑

 JPBといえば、本紙も過去、何度か取り上げた、「日本プライベートバンキングコンサルタンツ」(東京都千代田区)なるカネ持ちを対象にした資産運用、資産保全の私的銀行。そして、派手な宣伝に加え、これまで数々の話題を提供して来た。
例えば、いま石原慎太郎知事の責任が改めて問われている「新銀行東京」の民間筆頭株主になった(実際はグループ企業が「日本振興銀行」の株主になっていた)との情報が流れたことも。また、俳優の渡辺裕之も約1億円の被害に。JPBのPR雑誌を、あの破たんした上場企業「アドテックス」の詐欺再生で逮捕された元暴力団組長らの会社が編集していたことも。そして、つい最近では酒井のり子事件の人脈図のなかにJPB元役員も登場といった具合。
このJPBの代表を務める磯辺裕樹氏(冒頭左写真)、民事訴訟では数多くの支払い命令が出ているし、関連会社の代表は詐欺罪で逮捕されたが、あの手、この手で逃げ、未だ刑事罰には問われていない。しかも、民事訴訟で支払いの判決が出ても、いろんな理由を付けて未だほとんど支払いをしていない。
その磯辺氏が、一計を案じ、支払いを逃れたと思われる案件が新たに発覚したので、以下、お伝えしておく。
(冒頭右写真=JPB、磯辺元代表個人破産の官報公告)

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