未だ大手マスコミはどこも報じていないが、本紙既報のように、10月6日、東京地検特捜部は銀座の「旧・秀吉ビル」(冒頭写真=立て替え後の現在のビル)の転売に関する脱税容疑で、複数の関係先を強制捜索(ガサ入れ)した。
関係者が解説する。
「例のコリシアンパートナーズの脱税でやっていた国税の班がちょうど、東京地検にその案件を投げて空いていたので、その班員約200名と共に、東京地検特捜部も直に乗り出しガサ入れしたんです。警視庁の捜査員も交じってましたね。本丸はつい最近まで稲川会の執行部に入っていたN元組長でしょう」
N元組長は金融業専門で、資金的に潤っていた。
前回報告のように、このビル転売を巡っては、東西の指定暴力団(関係者)が顔を見せている。