アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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手帳は返還されたがーー最高裁が「不当決定」と、矢野絢也氏に新訴訟を準備する学会側

 報告の機会を逃してしまっていたが、本紙でも報告した、公明党元国会議員3名による「手帳強奪事件」の上告審の決定が9月1日あり、最高裁は3名の請求を棄却した。
そして、「手帳が持ち去られ、プライバシーが侵害された」との矢野絢也元公明党委員長(冒頭写真=今年7月の報告会で)の訴えを高裁に続いて認め、3名に300万円の賠償と、手帳の返還を命じた。
控訴審判決は、「3名の脅迫の結果、矢野氏が手帳を引き渡した」と認定していた。
ところが、「公明新聞」は、「最高裁が不当決定」との大見出しを掲げる始末。
おまけに、公明党元国会議員3名の弁護団の、「新しい裁判で矢野の主張、供述は事実無根であり、東京高裁判決は誤審であるとの判決が下されることは間違いありません」とのコメントまで紹介している。

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