アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「オプトロム」反社関係虚偽記載上場廃止でクローズアップされる面々(3)

 前回(2) で、「オプトロム」が10月1日を持ってセントレックス上場廃止になった直接の理由は、同社の増資引き受け先企業のオーナーが逮捕歴がある(有罪になったかどうかは不明)事実が出ていたのに、その事実をあえて伏せるなどしていたと指摘した。
その後、その有罪の有無などが判明したので追加報告しておく。
(冒頭写真=「毎日」9月19日夕刊記事)

関係者によれば、その増資引受企業「アンビシャスグループ」(東京都港区)オーナーH氏は実刑判決を受け、約2年服役していたという。
さらにH氏、その前に法人税法違反(脱税)で在宅起訴されていたことも判明した。07年11月のこと。
「別の労働者派遣会社の約2億円の所得隠し、法人税約5800万円の脱税のため、当時、H氏が経営していた『ラインドリーム』(東京都中央区)という別の労働者派遣会社が架空外注費の計上に協力し、H氏は約1000万円の報酬を得ていたためです」(関係者)
ちなみに、H氏は本紙既報の事件屋・青山清利と交流があるそうだ。

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