アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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山口組が分裂(16)本紙が確認した引き抜きの実例

 10月18日から本日にかけ、山口組を離脱した新組織「神戸山口組」の主要団体・山健組傘下組織幹部2名、山口組の六代目出身組織・弘道会傘下組織組長ら7名が相次いで逮捕されたのは大手マスコミ既報の通り。
神戸山口組側は、愛知県名古屋市内の組事務所インターフォンを引きちぎられた報復として、再度やって来た組長に対する傷害容疑、山口組側はインターフォンを壊した暴力行為等処罰法違反(器物損壊)容疑。
山健組傘下組織とは「健仁会」(名古屋市千種区。旧多三郎一家)のこと。一方の弘道会傘下とは、山口組ナンバー2・高山清司若頭(服役中)の出身組織「高山組」(名古屋市南区)組長ら。
8月下旬の山口組分裂後、弘道会が本拠地を構える愛知県内で両組織のトラブルが表面化したのは初めてということで、当局は抗争に発展する可能性もあるとして警戒を強化しているという。
抗争の火種になるといえば、両組織の水面下での引き抜きもそう。
本紙は片岡昭生氏の引き抜きについていち早く報じたが、他にも確認できた引き抜きについて今回を機会に、2件報じておく。

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