昨日、組事務所の所在地に架空の会社を登記したとして、六代目山口組の最高幹部(若頭補佐)、「健心会」(大阪市)の江口健治会長が電磁的公正証書原本不実記録などの容疑で逮捕された(冒頭写真)ことは大手マスコミ既報の通り。
分裂後の最高幹部逮捕は始めて。“形式犯”で、当局の真の狙いは分裂した2つの組織の実態解明とも見られる。
そんななか、某山口組直系組長が処分されることが決まったとの情報が本紙に届いた。事実とすれば、やはり分裂後、初のこと。
処分理由は、今回の分裂騒動とは直接の関係はないという。
しかしながら、この直系組織初代は神戸山口組側の有力組織から昇格しただけに、処分が正式決定すれば、一部組員は神戸山口組側に行くという。
また、そうした系譜から、山口組執行部側からはこの間、親神戸と見られて監視されていたとの情報もある。
そんなわけで、いずれにしろ、今回の山口組分裂騒動に少なからぬ影響を与えると見られるので報じることにした。