福田聡志投手(32)が野球賭博に関与していた問題で告発を受け、調査を行っていた日本野球機構(NPB)は本日、中間報告を行った。
それによれば、福田投手に取り立てにいったM氏を繋いだだけといっていた笠原将生投手(24)、それに松本竜也投手(22)も野球賭博を行っていたという。その回数は、福田投手より多く、笠原投手は10~20試合、松本投手は10数試合とのことだ。本人も認めているという。
本紙指摘通り、やはり野球賭博に関与していたのは福田投手1人だけはなかった。また、福田投手は裏カジノ(バカラ)もしていたという(賭け麻雀も。笠原投手も同)。
だが、プロ野球賭博問題の闇はこの程度のものではない。
ポイントは、今回の調査内容のなかで、笠原投手が別の飲食店経営者とも同様の賭け行為を行ったいたと認定した事実。
実はその飲食店がプロ野球選手の溜まり場になっており、その背後に反社関係者がおり、そのなかで野球賭博などに染まっていった可能性がある。
笠原投手は今季は中継ぎとして20試合に登板(勝敗なし)しただけ、松本投手は1軍経験なしだが、その飲食店に出入りしていたなかにはもっと大物の現役選手もいた。