アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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国交省汚職ーー背後に北朝鮮、大物政治家関与説も

 9月23日、警視庁捜査2課が羽田空港内のビジネスジェット向け格納庫の土地使用料滞納を巡り便宜を図った贈収賄容疑で収賄側、国土交通省航空局運輸安全課前係長・川村竜也被告(39)、それに贈賄側、「Wings of Life」(石川県金沢市)前社長・伊集院実こと金沢星(キム・テクソン)被告(61)を逮捕した国交省汚職事件(10月15日起訴)は、その後、50万円だけでなく、数百万円の現金、加えて90万円ほどのラスベガス家族旅行代まで川村被告は出してもらっていたことが明らかになっているが、すでに1係長の汚職事件として終結の方向だ。
だが、本当にそれだけなのか?


いま、永田町事情通の間ではそれだけではないのではないか、背後に北朝鮮、わが国大物政治家も関与していたのではないかとの見方さえ出ている。
その根拠の1つは、大手マスコミは一切報じていないが、賃料を滞納していたWings社所有のジェット機格納庫(横写真=格納庫の図面)には、旧朝銀系信用組合が7億円の根抵当権を設定している事実(その登記簿は以下に掲載)。
Wings社は12年4月、「日東航空整備」(東京都大田区)から格納庫を購入。その際は別会社からの借り入れで賄い、それから約1年3カ月後、旧朝銀系信用組合に借り換えている。

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