アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「近未来通信」元専務ら逮捕で、改めて注目される国外逃亡中・石井優元社長の近況

 ようやくというべきだろう。
警視庁捜査2課は昨日、IP電話事業者「近未来通信」(破産手続き中)の元専務ら当時の幹部6名を詐欺容疑で逮捕した。
近未来はIP電話事業の実体がなかったにも拘らず、高配当を謳い、投資家約3000名から約400億円を集めたとされる。06年9月に配当が滞り、同年11月に事務所閉鎖。同年12月、捜査2課は強制捜索し、それから3年が経とうとしていた。
最大の主犯であると思われる石井優元社長(53。冒頭写真)は06年11月17日、羽田空港から韓国に出国。出国の2日前、石井容疑者は資産運用を依頼していた社長に会い返却してもらっており、その約2億5000万円は逃亡資金に使われた可能性が高いようだ(さらに逃亡後、15億円以上の送金を受けているとも)。
07年4月20日、捜査2課は詐欺容疑で石井容疑者の逮捕状を取得。23日に国際指名手配になっている。同容疑者が中国に潜伏していると見られるが、足取りは掴めていないという。
もっとも、本紙が得た最新情報によれば、

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