東京地検特捜部は本日午前、ジャスダック上場のホームページ作成支援会社「旧テレウェイヴ(SBR)」株を巡るインサイダー取引容疑で、同社子会社元役員・渡辺寿容疑者、外資系生保大手「プルデンシャル生命保険」の社員を逮捕した。
テレウェイブは06年11月24日、07年3月期業績予想(連結)をIR。売上高で約2割、利益で約8割という大幅下方修正だったことから、株価はその直後、17万円台から10万円を割り込んだ(テレウェイヴのチャート図=冒頭写真)。渡辺容疑者は事前にその情報を入手し、逮捕されたプルデンシャル社員に借名口座を用意してもらって空売り。プルデンシャル社員も借名だけでなく、自己資金を投入し、2人で数千万円の利益を得たという。