アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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話題のプロ・オーケストラ指揮者が500万円の家賃滞納

 本日夕方、日本初の株式会社形態のプロ・オーケストラ「フォンタナ・フィルハーモニー交響楽団」(大阪市北区)を立ち上げ、会長を務める中村祐一氏(冒頭写真。51)が東京都文京区の文京シビック大ホール(1800名収容)で指揮を取るということで、マスコミ関係者が注目している。
テレビ東京の人気番組「ビジネスサテライト」でも紹介された中村氏だが、本日、注目されている理由は、そこで発表される「第九コンサート」の内容ではない。
フォンタナ・フィルハーモニー交響楽団の設立は3年少し前だが、本日の第九は、アマチュアの「シュミット交響楽団&合唱団」が行うもの。
俄には信じられない話だが、関係者によれば、フォンタナ・フィルハーモニー交響楽団は期待されてスタートしたものの、ギャラやホール費用の未払いが起き、すでにフォンタナの事務所は閉鎖され、中村氏は約1カ月半前から消息不明状態だという。
その中村氏が本日、公に姿を見せるということで注目されているのだ。
先の関係者はシュミットを立ち上げた理由をこう見る。
「アマチュアのシュミットの方は昨年9月にネット上で立ち上げられた。プロのファンタナと違って、こちらはアマチュアから参加費を徴収できる。フォンタナの経営難に関してはまだ一般には知られていない。それで、その知名度を生かして新たに始めたのではないか」
(上写真=フォンタナ・フィルハーモニー交響楽団)

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