アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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鬼頭和孝逮捕で、東京地検特捜部が解明を目指す中澤・鬼頭「脱税人脈」

かなり前から事情聴取を受け、何度も逮捕情報が出ていた、海外逃亡中の中澤秀夫容疑者と投資会社「コリシアンパートナーズ」の仲間だった鬼頭和孝容疑者(35)が、ようやく本日昼ごろ、東京地検特捜部に法人税法違反(脱税)容疑で逮捕された。(冒頭写真=右上「日経」、左下「毎日」の共に本日夕刊)
上場廃止になった「トランスデジタル」で警視庁の捜査対象になってもいると思われる鬼頭容疑者だが、本紙既報通り、脱税容疑の方で東京地検特捜部に逮捕された。
「以前から、『クリスタル』買収益そのものの中澤との共犯による直の脱税と、『東邦グローバル』による名目上15億円で買収したバイオ燃料会社のバック分の2つの脱税容疑が上がっていた。
東京地検は年内に起訴したく、最長拘留期限の21日×2回で計算するとこの時期の逮捕がリミット。ということは、今後、バイオ燃料会社の方での年内再逮捕もあり得るのではないか」(関係者)
だが、本紙が注目している案件は別にある。
大手マスコミ既報のように、共犯と見られる中澤容疑者が未だ逃亡中のなか、鬼頭容疑者逮捕に踏み切ったのは、単独でも立件可能と判断してのことだろう。だが、単独でない方が望ましかったのは当然で、中澤容疑者の逃亡はひじょうに悔しい思いなのは間違いない。

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