本紙が「銀座『旧・秀吉ビル』を強制捜索ーー東京地検特捜部の狙い」(10月13日)などのタイトルで 報じているこの脱税事件に関し、一部、誤りがあったので訂正すると共に、お詫び致します。(冒頭写真=建て替え後の同地ビル) これまでの関連記事のなかで、東京地検が主要ターゲットにしている指定暴力団・稲川会系のN氏に関して、本紙は「元」組長と記しましたが、これは誤りでした。 確かに、例の分裂騒動の折、N氏は非主流派についたことから処分を受けています。しかし、未だ現役の地位にあることが判明しました。 「Nはシマを取り上げられ、執行部からも外され無役になった。組は実質、解散したといってもいい。しかし、いまも肩書きだけは、ある稲川会系組織の“総長”となっている」(関係者) したがって、勢力は格段に衰えたとはいえ、東京地検特捜部が狙っているのは仮にも現役の、しかも「幹部」ということになる。…