アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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東京金融取引所「くりっく365」南アフリカランド大暴落の怪

 大手マスコミではほとんど報じられていないが、一週間の取引終了間際の日本時間10月31日(土)早朝、「くりっく365」における南アフリカランド/円の為替レートが突如、大暴落し、関係者の間で疑問の声が出ている。
「くりっく365」は、公正・健全なFX取引を求める声を受けて、「東京金融取引所」(=冒頭左写真は東京都千代田区の入居ビル。右写真=この10月27日まで{登記は11月2日}ここの社長だった斎藤次郎日本郵政社長)が上場した、日本で初めての“公的な取引所”による外国為替証拠金取引(FX)の愛称。それだけ、信用は高いわけだ。
したがって、FX取引する個人のかなりがここを利用している。
そうしたなか、10月31日午前4時58分まで南アフリカランド/円は11、5円だったところ、同59分には一挙に8・4円まで大暴落し、取引を終了した。
南アフリカランドはマイナー通貨なので、ピンと来ないかも知れないが、これは米?/円で見れば、その10倍、つまりドルが円に対し一挙に30円も安くなるほどで、もちろん、南アフリカランドはドルに比べて流通量がひじょうに少ないから単純比較は出来ないが、ともかくあり得ないといってもいいほどの大暴落なのだ。
その結果、「くりっく365」を利用し、南アフリカランドを買っていた個人投資家は自動的にロスカットとなり、損を出した方はかなりの数に上ると思われる。

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