アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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大手ドラッグストア「富士薬品」に群がった魑魅魍魎の“六本木TSKビル人脈”(2)「辻恵代議士を提訴」

 

 今日の「産経」が、大手ドラッグストア「富士薬品」がTSKビルの件で、辻恵代議士(民主党)を提訴した件を大きく取り上げている(冒頭写真=「産経」記事)。
この記事だけ見ても、なぜ、辻代議士ともあろうものがこんなトラブルに巻き込まれたのかよくわからない。
ポイントは、同記事に書かれている「東京都豊島区の不動産会社の代理人として」の、この不動産会社の正体。(ただし、現在は中央区に移転)
記事には、富士薬品はその不動産会社と当時、協力関係にあったことから、平成19年10月、売買などの禁止を求める仮処分を申請するための供託品などの費用として計6億円肩代わりしたとも書かれている。
そこで、横に掲げたTSKビル(当時。現在は取り壊されている)のある建物部分の登記簿をご覧いただきたい。
ここの平成19年10月、処分禁止仮処分をしたのは「東洋不動産」(東京都豊島区)なる会社。そう、弁護士でもある辻代議士は、そもそもはこの東洋不動産の代理人として登場していたのだ。
東洋不動産といえば、そもそもはあの33名が死亡した「ホテルニュージャパン」(東京都千代田区)の件で罪に問われた横井英樹氏(故人)の会社だった。
だが、現在はまったく違う者が代表に就いている。

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