アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

普天間移設「下地島」案浮上で注目される下地幹郎代議士ーー移転問題の本質

 民主党の小沢一郎幹事長が12月29日夜、与党3党の幹事長・国対委員長の忘年会の席で、揺れている米軍普天間飛行場の「辺野古」への移設の件で、新たに「下地島」案を出したことが大きく報じられている(冒頭写真=「毎日」12月30日記事)。
本紙は「辺野古」移設への日米合意が出来た05年10月直前(05年9月)、この「下地島」案がすでに出ており、それには地元・宮古島出身の下地幹郎代議士(=横写真。当選4回)が大きく関与しているのでは、との記事を報じている。
今回、小沢氏が提起したその忘年会の席に、下地代議士が国民新党政調会長(05年9月時は無所属)として同席していたことは単なる偶然ではないだろう。
「辺野古」でも日米合意ではなく「辺野古“沖”」に加え、「嘉手納基地」「関空」まで飛び出し、さらに今回の「下地島」案と、迷走を続ける普天間基地移設問題ーーだが、在日米軍再編問題に詳しい自衛隊関係者はこう意見を述べる。
「鳩山首相、小沢幹事長も含め、事の本質がわかっていない。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧