アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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元所有者はあの町井久之氏ーー福島県下太陽光発電事業の闇

 町井久之氏(1923ー2002年。本名・鄭建永)といえば、1960年代に暴力団「東声会」を率い、解散後、実業家に転身。その一方、日韓歴史の裏舞台でも活躍し“政界フィクサー”としても知られた人物だ。
その町井氏が生前、拠点にしていたのが東京・六本木の約1140坪という広大な敷地に建っていたTSKビル。死去後、解体されたものの、所有権の複雑さもあって地上げが進まなかったが、2年少し前に「住友不動産」が購入したのは本紙でも既報の通り。現在、開発が進んでいる。
もっとも、その町井氏が福島県西白河郡西郷村に昭和40年代、「東亜相互企業」名義で実に250万坪もの土地を所有していたことは余り知られていない。(上写真=西郷村の別会社の太陽光発電施設)
元々、国有地だったが、河野一郎が農相の時に払い下げになり、児玉誉士夫の仲介で購入したという。
今回の太陽光発電事業を巡っての反社も関わるとされる詐欺疑惑とは、その一部約100万坪の土地が舞台だ。

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