アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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200億円の通帳持ち歩くーー投資詐欺疑惑の「アルトン・マネージメント」代表、不動産取引でも暗躍か?

インターネットで、「アルトン・マメージメント」で検索すると、近い上場を目指す中東向け和牛輸出の独占権を持つ優良企業との記事が出て来る一方、同社への投資や、同社の未公開株購入に手を出さないように呼びかける記事を多く目にすることができる。(ただし、すでにアルトンの投資を募ったHPは閉鎖されている)。
本紙では今年6月2日、新手の詐欺商法の可能性があるとして、匿名ながら、注意を呼びかけておいたのだが、それはこの「アルトン・マネージメント」(東京都中央区)を指す。
同記事では、関連会社が過去、まったく畑違いの先物取引事業(FX関連)を行っていたことを紹介しているが、それは「ビズ・アライアンス」(現在は社名変更し「ALTON」。大阪市北区の本社住所はアルトンの支社と同じ)なる会社を指す。
このアルトンの未公開株を高値で引き受けるとする会社が存在するが、アルトンの販売実績はほとんどないと推測され(まして輸出先は、いま世界に激震が走ってる中東でもその震源地であるドバイ)、これは地方の高齢者を中心に投資を募るための“信用づけ”をマッチポンプでやっている可能性が高い。
このアルトンの代表者は、別に不動産会社もやっているのだが、こちらでも怪しい動きをしていた情報が入って来たので以下、報告する。こちらでは、信用付けのため、200億円の預金通帳(以下に転載)を持ち歩いていたのだ。

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