アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<主張>検察の暴走!? 本紙がいまも、小沢氏個人からの4億円はキチンと「記載」されていると考える理由

  小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る疑惑は、ついに現職代議士の石川知裕容疑者ら3名が逮捕される事態に発展した(冒頭写真=「毎日」1月16日記事)。
容疑は、04年分の政治資金収支報告書に収入総額を4億円少なく、支出総額も土地代金の3億5200万円少なく虚偽記載した「政治資金規正法違反」。だが、この疑惑、本当に現職の代議士を逮捕しなければならないほど悪質と確信あってのことなのか?
本紙は今回の逮捕に先立つ1月11日、「小沢一郎政治資金規正法違反疑惑に驚愕の新事実ーーキチンと記載されていた!? 小沢氏個人からの4億円借入」なるタイトル記事を報じている。
 土地を購入した04年分の収支報告書に、「借入金 小澤一郎4億円」との記載があったことが「官報」からわかる(横写真)ことを指摘したものだ(その後、これは事実だと判明)。
今回の逮捕に疑惑を感じない読者は、「何をバカなことをいっているのか!! お宅のいう4億円は、裏金疑惑も出ている小沢氏から受け取ったとされる現金4億円ではなく、別の同額の定期預金を担保にした借入金の方を指すものだ」ということだろう。確かに、大手マスコミもそう指摘している。
だが、一般常識からすれば、これは大いに疑問と言わざるを得ないのだ。

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