2月1日から、金融庁の処分勧告に基づき、「RST」(東京都港区)なる沈没船引き上げファンドが2カ月の業務停止中であるのは、大手マスコミ既報の通り。
その後、追加報道されるのかと見守っていたのだが、未だ報じられないので、このファンドのオーナーについて報告することにする。
本紙はこのファンドにつき、すでに昨年3月の段階で取り上げ、注意を呼びかけていた。ところが、「朝日新聞」などその後の同年11月5日、「スペイン船沈没後400年…御宿沖で引き揚げ計画。東京の民間会社、遺物探査」(千葉県版)なる見出し記事を出す有様(さらに12月3日、RSTが御宿町長を訪ねた記事を追加。ちなみに、現在もRSTのHPの取引先には「朝日新聞出版」が明記されている)。いったい、この調査力はどうなっているのか!?
(冒頭写真=RSTの入居ビル)