アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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公認会計士の犯人隠避容疑逮捕で、現実味を増して来た久間章生元防衛相への捜査

 本日、東京地検特捜部が、旧グッドウィル・グループ(GWG。現・ラディアホールディングス)の企業買収に絡む脱税事件で逮捕された公認会計士・中村(旧・中澤)秀夫容疑者の逃亡を手助けしていたとして、会社役員の沢田三帆子容疑者(=冒頭写真の女性。TBSの本日夕方ニュースより。58)ら3名を逮捕したのは、大手マスコミ既報の通り。
実は本紙はこの沢田容疑者が、中村容疑者の件で事情聴取を受けており、その容疑のなかには中村容疑者の海外逃亡工作の仲介の件もあるとの見方を報じている。昨年10月のことだ。
 もっとも、それに先立ちもっと生々しい証言を載せていた週刊誌があった。それも大証2部「東邦グローバルアソシエイツ」(東京都港区)を通じて沢田容疑者と懇意な関係にあった、久間章生元防衛相(横写真)も中村容疑者の海外逃亡に関係していたという内容だ。
沢田容疑者と久間氏の組合せとは一見、奇異なように思われるかも知れない。
だが、沢田容疑者は一時、東邦グローバルのオーナー代行の地位にあった。中村容疑者の代理として動いていたようだ。一方、久間氏はといえば、2014年次期冬季オリンピック開催地であるソチ市(ロシア)の人工島建設の仕事を東邦グローバルが受注見込みと報じ、同社株価が急騰したことがあったが、その受注の件で東邦側に立って積極的に動き、沢田容疑者と一緒に現地に飛んだこともあった。

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